Tetsuo Nohara
総合科学技術研究所・研究員
学位:博士(工学)
使用環境やコスト的に電動化が難しいトラックや産業機械に搭載されるディーゼルエンジンは新興国を中心に未だ世界的な需要が予測されています。しかしそれらから排出されるNOxやCO2は世界中の大気汚染および温暖化の原因となっています。そのため、
・ミリ~マイクロ秒以下での気液混相流内にてNOx浄化用噴霧液滴の衝突・微粒化メカニズム解明
・ガス流れによる摩擦・接触帯電している静電気力発生メカニズム解明
について可視化技術と共に開発を進めています。それらの技術の融合にてCO2吸収/回収手法も検討しています。