工場、自動車等の廃熱を「熱音響デバイス」を用いて再利用する研究を行っています。 熱音響現象を利用すると「熱入力から音波を介して仕事や電力を取り出す熱機関」や「音波を入力することで熱を汲み上げるヒートポンプ(冷却・加熱)」を実現可能です。 熱音響デバイスは以下の特徴を有します。熱音響現象を理解し、製品に応用できるように2021年度も熱音響技術指導の実施を計画しています。
●エネルギー変換部にピストン等の機械部品を必要としないため
    本質的にメンテナンスフリーです。
●本質的には可逆サイクルであるため、高いエネルギー変換効率を有しています。
●非温暖化ガスを用いたヒートポンプ(冷却・加熱)を実現可能です。


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