亀岡 京子/カメオカ キヨウコ

Kyoko Kameoka
政治経済学部経営学科・教授
学位:博士(経済学)

主要授業担当科目

  • 戦略論1
  • 戦略論2
  • 現代企業研究
  • ゼミナール1
  • 経営学基礎演習
  • 経営学総合演習


専門分野

  • 経営戦略
  • 研究開発マネジメント
  • イノベーション


現在の研究課題

  • ユーザーイノベーション
  • 医療・生活支援の機器・ロボットの製品開発
  • 平塚市における産業活性化への取り組み


研究内容

企業は最新の科学技術を活用した製品やサービスをどのように生み出しているのでしょうか。最先端の科学技術を製品化しようとしても、さまざまな障害や制約が存在したり、仮になんとか製品化できても消費者のニーズに適合できずにすぐにその製品が消えてしまうということは良くあることです。
科学技術の新規性や優位性だけではない、優れた組織活動としての研究開発や製品開発のプロセスがあるのではないでしょうか。そして、そのようなプロセスを実現できる企業はどのような組織能力をもっているのでしょうか。
研究・製品開発プロセスの観点から、企業戦略や競争優位の源泉についてその解明を行っています。

所属学会

  • 組織学会
  • 日本経営学会
  • Academy of Management
  • 国際ビジネス学会
  • アジア市場経済学会


主な論文・著書

  • 亀岡京子(2018)「ユーザーとの協働によるオープン・イノベーションの促進要因―医療機器の製品開発における医工連携の役割―」『東海大学紀要政治経済学部』第50号、p.91-102
  • 亀岡京子(2017)「医療・生活支援機器およびロボットの製品開発におけるユーザーイノベーションのプロセスとその課題」、『東海大学紀要政治経済学部』第49号、p.173-188
  • 亀岡京子・堂谷拓(2016)「大手企業から中小企業への事業継承と技術移転の実現過程―平塚市の特装車車両メーカー株式会社トノックスの事例」、『東海大学紀要政治経済学部』第48号、p.229-244
  • 亀岡京子(2010)「評価スキームの作りこみによる問題解決アプローチ─アルツハイマー型認知症治療薬の研究開発の事例─」、『組織科学』第44巻第2号、白桃書房、p.61-72
  • 亀岡京子(2008)「埋もれた研究成果の意図せざる引継ぎ―高血圧症治療薬のR&Dプロセスの事例研究-」、『日本経営学会誌』第21号、千倉書房、p.56-67(2009年日本経営学会賞論文部門受賞)