独自の原料である二酸化チタンの多形(アナターゼ、ブルカイト、ルチル、ブロンズ)などを水熱法などで作り分け、形態制御や薄膜化を行う。得られた二酸化チタンは光触媒活性(有機物分解活性、水分解活性、光親水性評価)などを評価し、より優れた二酸化チタン光触媒の作製を目指す。
新しい水素エネルギーの製造法の開発を目指し、タンタル系やチタン系酸化物を合成し水を水素と酸素に分解できる光触媒の開発を行っている。水溶液をプロセス溶媒として用いることで、従来法に比べより高効率で反応する材料の開発を目指す。
プラズマテレビや白色LEDあるいは医療・バイオ分野での応用を目指し、粒子形態が制御された蛍光体粒子の合成を行っている。紫外発光する通常の蛍光体に加え、長残光蛍光体やアップコンバージョン蛍光体(赤外光で可視光を発光)などを合成し、その材料特性向上を目指す。